この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装工事に必要な日数は何日なの?
一般的には14日程度になります。
・1日目……仮設足場の工事とメッシュシート(飛散防止シート)を設置します。
・2日目……高圧洗浄(業務用の高圧洗浄機をつかって汚れを落とす下地洗浄作業)
・3日目から4日目……乾燥期間(高圧洗浄を金曜日にして土日で乾燥させるのもオススメ)
・5日目……下地調整と呼ばれる下地処理は新しい塗料がキレイにくっつくような処理です。
・5日目……養生(ようじょう)塗料がついてはいけない場所にシートやテープを貼ります。
・6日目……外壁の下塗り作業
・7日目……外壁の中塗り作業
・8日目……外壁の上塗り作業と付帯部の塗装(外壁や屋根以外の部分)
・9日目……屋根下塗り作業
・10日目……縁切りとタスペーサー設置作業・屋根中塗り作業
・11日目……屋根上塗り
・12日目……養生取り・業者と依頼者による確認作業
・13日目……足場解体作業・清掃作業
・14日間……引き渡しと工事完了後の挨拶
外壁塗装での高圧洗浄のポイント
高圧の水に弱い材質じゃなければ必須の作業です。
現在の外壁塗装業界では必須の工程になっていますから、高圧洗浄を不要だとしている業者は怪しいです。
高圧洗浄をしている間は窓の鍵までしっかりと閉めておきましょう。
鍵をしていないと勢いで窓が開いてしまうことがあります。
どうして2日間乾燥させる必要があるの?
塗料がしっかりと密着させるためです。
高圧洗浄をしたあとは、できるだけ48時間乾燥させましょう。
外壁の表面をしっかりと乾燥させなければ塗料がキチンと密着しないからです。
これをしておかないと、上から塗料を塗ったときに、外壁の内部の残っている水分が太陽光に当たって膨脹するのです。
壁のまるで泡のような膨れがでてきます。
高圧洗浄をしたあと次の日に塗装を始める業者は手抜き業者とみて間違いありませんから、注意しましょう。
乾燥期間をしっかりとっていないとトラブルの原因になるのです。