この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の代表的なトラブルとは?
外壁塗装のトラブルで代表的なものは主に施工前、施工中、施工後に分けられていて、それぞれに対応を取ることが良いといえます。
施工前では契約前に足場を立てるなどの行為がありますが、これは契約前なので無効となります。
仮にこのあと契約を交わすとしてもクーリングオフ期間内に解約し、業者の負担ですべて元通りにしてもらうことができます。
施行中だと期間内に作業が終わらないことや塗料が外壁以外の部位についたつけられた、自宅の植木などが作業によって破損したなどがあります。
これらは大抵の場合は業者の方で適切な対応をするべきです。
契約書にも万一こんなことがあった場合の対応について記載されていることがほとんどです。
業者が適切な対応を取らないときはその業者に文句を言うのではなく消費者センターなどに相談することがベストです。
施工後のトラブルではカラーの違いや手抜き作業、追加料金の発生などがあります。
これらはよくあるトラブルですがこちらは程度によっては法的手段に出ることもあります。
業者側で認めており、無償で対応するような対応があれば様子を見ることも必要です。
外壁塗装のトラブルのときに相談できるところは?
外壁塗装のように業者が絡んでいるトラブルは1人では太刀打ちできないと感じることがあります。
そういったときは1人で悩むようなことはしないで住宅リフォーム・紛争処理支援センター、国民生活センター、弁護士に相談することがおすすめです。
いきなりお金を払って弁護士のところに行くということではありません。
あくまでもトラブルを解決するにはどうしたらいいのかを相談することが大前提で、最終的に業者が過失を認めないときは法的手段に出ることもある、そういった段取りの第一歩になります。
相談の際にあいまいにならないようにトラブルの内容を記載しておき記録として提出できるような写真があるとさらに良いです。