この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装のサイディングとは何?
外壁素材の一種でセメント質と繊維質を主な原料とした外装材を壁に貼って利用します。
サンディングはサンディングボードと言われることもあり、板状になっています。
具体的には、建物の骨格に合わせてサンディングボードを貼り付けていく方法になります。
貼り付けたサイディングボードをシーリング材でつないでゆきます。
シーリング材は、建物の気密性や防水性を保持する役割があります。
継ぎ目や隙間に利用する材料になっています。
このシーリング材が劣化してしまうと雨水が壁の中に入り込みます。
劣化を加速します。
外壁の素材に利用されるサイディングの特徴とは?
耐用年数は7年から8年です。
従来はモルタルが外壁素材として主流でした。
モルタルの壁は施工時間も長くなかりましたので費用も高くなります。
また、ヒビが入りやすい欠点もありました。
そこでサイディングが現在は主流になりつつあります。
分かりやすいようにモルタルとサイディングを比較します。
■モルタル
メリットは、火に強いことです。
デメリットは、何度も何度も塗る作業が必要であることで施工時間がかかります。
材料費も工費もかかるのでヒビが入りやすいです。
■サイディング
メリットは、板状のものを貼る作業になりますから、施工時間が短いです。
工費や材料費も安上がりです。
軽量で耐久性も良く火にも強いです。
デメリットは、熱を吸収しやすいことです。
そしてコーキングの劣化が目立つこともあります。
サイディングの耐用年数は8年程度になります。
基材は吸水性があります。
防水機能は塗膜によって補うのですが、この塗膜の劣化を補修せずに放置すると雨や風の影響をまともに受けます。
建物の構造に大きな影響があります。
塗装の補修は8年を目安にしなければなりません。
次のような症状がでてきたら補修しましょう。
・シーリング劣化
・サイディングボードが反り返ってくる
・チョーキングの症状で触ると白い粉がつく…防水効果が切れたシグナルです。
・剥がれやひび割れ