この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁がはがれてきて放置するとどうなるのでしょうか?
建築物が劣化して寿命が縮まり、雨漏り・ヒビ割れ・浸水のリスクがあります。
外壁塗装は防水も目的で塗り替えしますが、これを放置していると塗料が剥がれてしまいます。
建物に水が浸水して劣化してしまいます。
水という物質は木材や鉄筋など家屋に使用されている全ての素材を劣化させてしまいます。
もしも建物に水が染みこんで腐食したりヒビが入ったりすると最悪、雨漏りを引きおこします。
雨漏りの工事は100万円から200万円になります。
屋根の葺き替え工事は50万円から150万円です。
基礎の補修工事は50万円・シロアリの駆除工事は50万円ほどで大丈夫です。
外壁塗装をケチることで工事費用がかかります。
建物の劣化も進んでしまい、これ以外の工事費用もかさみます。
最悪の場合は建て替えしなければなりません。
その場合は1000万円を超える費用が必要になることもあります。
外壁塗装工事をしないことで巨大な経済的損失が発生します。
お金を節約する目的で外壁塗装をしないことは大きなしっぺ返しをくらいます。
外壁塗装が必要になる築年数は何年ほど?
新築後5年から7年・塗り替え後7年から10年です。
新築物件の場合は5年から7年ほどが一般的です。
塗り替えのときに使用されている塗料の場合は7年から10年程度と言われています。
塗膜が劣化するのは、紫外線・雨・風などの外的要因によります。
家屋がおかれている環境によっても外壁塗装が必要になる年数や塗膜の寿命には大きな違いが生じます。
日本家屋の寿命は30年から40年と言われています。
その間に外壁塗装が4回から5回程度塗り替えが必要になるのです。
外壁塗装が必要になるときの外壁の状態は?
塗膜の劣化は艶がなくなることから始まります。
最初は光沢がありツヤツヤですが、劣化の初期症状は次第に艶がなくなります。