この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁や屋根が劣化してきて外壁塗装をする必要が出てくると業者に依頼する事になりますが、実際に契約が完了した後にどのような流れで工事が行われていくのか分からない人も多いでしょう。
外壁塗装の工事は一般的な一戸建ての場合で約10日ぐらいと言われていてその間は業者が自宅に来る事になります。
外壁塗装をする時は工事の流れを把握しておく事も大切になってくるので確認していく事にしましょう。
足場を組み立てて外壁や屋根を高圧洗浄
外壁や屋根を塗装する時は高所作業になるので作業する場所を作る必要があります。
それで建物の周りに足場を組み立てる作業から行います。
足場を組み立てる時は工具を使用したりするので金属音が響いてしまう事があります。
しかし業者が周辺の住宅にしっかり挨拶をしてくれるのであまり心配する必要はありません。
足場を組み立てた後は塗装する外壁や屋根を高圧洗浄して準備していきます。
足場の組立と高圧洗浄で3日から4日かかる事が多いです。
下地調整をして建物を養生する
外壁塗装をする時は塗料が外壁や屋根に浸透するように準備する必要があるので下地調整を行います。
ひび割れなどで崩れている外壁を修正して塗料を綺麗に塗れるようにしていきます。
下地調整が終了した後は玄関のドアや窓ガラスに塗料が付着しないように養生していきます。
下地調整と養生の作業で1日から2日かかります。
塗装作業
下地調整や養生の作業が終了したら塗装作業が開始されます。
最初に塗料がしっかり塗れるように下塗りをしてその後に中塗り、上塗りという流れで塗装作業を行っていきます。
下塗りや中塗りは1日で仕上げる事が多いですが、上塗りは丁寧に塗る必要があるので2日に分けて行う事が多いです。
それで塗装作業で4日ぐらいかかる事が多いです。
確認作業をして養生取りと足場解体
塗装作業が終了したら業者と顧客が確認作業を行います。
特に問題がない場合は養生を取って足場を解体していきます。
養生取りや足場を解体した後は建物周辺が汚れるので終了後に綺麗に掃除をしてくれます。
それで引き渡しの手続きをして工事完了となります。