この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の見積もりで注意したいポイント
すべての塗料が同じものかどうかを比較しましょう。
外壁塗装の基礎知識として、見積もりの見方があります。
外壁塗装をする工事をする前に複数の業者に見積もりを取り付けます。
どこを比べるといいのかが、いくつかポイントがあります。
一番のチェックポイントは、すべての塗料が同じランクのものになっているかです。
外壁や屋根に塗装する塗料と、雨どいや雨戸や破風などに使う塗料のランクが同じでないと面倒です。
外壁と屋根の塗装が10年の耐用年数だとしましょう。それ以外の塗装が5年だとしましょう。
業者は表向きの料金を安くみせるために、外壁や屋根以外の塗装に「そんなに良い塗料を使わなくても大丈夫」と言います。
するとどうなるでしょうか?
5年後になると雨樋や雨戸は剥げてしまいます。
外壁や屋根は綺麗なまま。
その部分だけの塗装に足場をかけて再塗装するのは無駄です。
その状態で、あと5年間辛抱しなければなりません。
その5年で、さらに安い塗料を使った部分はボロボロになります。
外壁塗装工事で成功するには、全ての塗料が同じランクになっているかどうかです。
それと他の業者の塗料も同じレベルのもので見積もりをとることです。
そうじゃないと比較ができません。
外壁塗装では塗装が3度塗かどうかが大切!
外壁塗装の基本は3度塗りですが、手抜き業者は2度塗りにしています。
外壁塗装の場合には最初に下塗りをします。
上に塗る塗料をつきやすくするためです。
その次に中塗り・仕上げに上塗りになります。
中塗りと外塗は同じ塗料を2回重ねます。
このような工程をとることで、性能が最大限に発揮されます。
工程を一つ省くと塗料本来の性能は出ません。
剥がれや膨れが起きる確率が上がります。
耐用年数だって半分以下になることがあります。
それぞれの外壁業者が出してきた見積もりを見て3度塗りになっているかどうかを見ましょう。